本当はこのBL作家がすごい?

月間100作以上のBL作品が刊行されている現在、一番仕事をしているBL作家は誰なのかというだけの企画です。

『本当はこのBLがすごい!』は某BLランキングへの疑問から始まりました。
自分のランキングを語ることでBLを語る、という解法です。

しかし、自分が肌で感じているBLの勢いを、書店の平積みの勢いを、ジュン○堂の本棚の勢いを、伝えきれていないことも実感していました。
毎月、毎週書店に通うことで感じるBLの空気にはあって、切り取られたランキングには無いもの。

2012年のBLシーンを「作者」と「作品数」で切り取って眺めてみる、というのが今回のコンセプトです。
20年以上もBLを書き続けている作家がいます。毎年10冊以上も書き続けている作家がいます。
毎月、毎週のように書店に通えば、その力を感じずにはいられません。
何がかれらをそんなにも駆り立てるのか……15年以上もBLと付き合ってきてもまださっぱりわかりません。

実際には作者レベル=作品数なんて単純なものではなく、作品のクオリティ、作者への思い入れなど様々なものが絡んできますが、そのへんは数値化てきないので脳内補完でお願いします。

ちなみにこのデータ作成の駆動力は主に惰性でした。

細かい前置きはさておき、2012年のBLシーンを振り返るひとつの視点として眺めていただければと思います。

表記について

作者名は作品数=レベルが高いほど大きい文字で表示されます。

  • TIMELINE
  • 新刊発行年月日順です。
    累計新刊数が増えると、表示レベルが上がります。

  • RANKING
  • 累計新刊数順ランキング。レベル=累計新刊数。

  • デビュー年代別
  • デビュー年月日順。古いデータで月日が取れないものなど順不同になっている場合があります。レベル=累計新刊数。

作家名をクリックすると、作家の

  • デビュー作
  • 2012年の新刊
を表示します。

デビュー作

「デビュー作」
者の商業作品単著として紙媒体で最初にリリースされたもの
同人誌作品集は商業作品に含めません。
雑誌等での初出年度については考慮しません。
データ収集等の都合上、電子書籍は対象に含めません。
文庫落ち、新装版等については新刊に含めません。
小説については小説家、コミックについては作画者を主作者としてカウントしています。

Kindle版

Kindle版あり表示
最終データ取得(2013/02/24)時点でのKindle版の有無を示します。

対象作品

2012年1月〜2012年12月に刊行されたBL作品(※)

※BLを主として扱っているレーベルから発行された作品
※一部、ジャンルの曖昧なレーベルについてはデータ作成者の判断で取捨選択を行いました。

コミック 小説
作者数 503 233 736
新刊数7287001428
1人あたり平均1.453.001.94
Kindle版あり5160111

データについて

データ収集には以下のサイトを利用しました

データの著作権はNMBLP/外原槻埜に属しますが、データの取得、加工等はご自由にどうぞ。
データの正確性については保証しません。
明らかに誤っているデータに関しては作成者(@natsu_san)まで情報お寄せください。

関連アカウント等

その他

見てのとおりCSSがいけてないので良い感じのデザイン書いて下さる方募集です。


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